Month: 10月 2007
ビジネスブログも使い方次第でマイナスイメージに
- by em

いまさらながらですが、近年ブログ機能を利用した企業サイト(ビジネスブログ)が多く見られるようになりました。
サイトコンテンツ全てをブログ化したサイトはもちろんの事、「社長ブログ」や「スタッフブログ」等と用途は様々です。
情報の発信が容易に出来るようになったと言う部分では、利便性はもちろんの事、時間や費用の節約にも繋がります。
しかしながら、ブログシステムを使って容易にドキュメントの追加が出来る為、最終的な掲載内容の確認も行なう事無く、曖昧な権限で安易に情報を発信出来てしまうと言う怖さを考えていないビジネスブログが多くなった気がするのは私だけでしょうか?
更新内容(掲載内容)が、果たして企業の看板を背負っていると言ってもよいであろう、ビジネスブログに対して「載せるべき内容なのか?」「会社の信用性は?」「発信するべき情報なのか?」と疑問に思うような投稿記事を多々見かけるようになりました。
ブログと言うツールが個人対象にて注目され多く広まった為でしょうか、個人日記としての利用と同等の感覚でビジネスブログを利用されているのだと思います。
大手企業ではそんな事は無いと思いますが、スタッフが容易に掲載権限を持っていると言う事に対して、又、ブログの内容に対して「経営者」や「上層部」の方たちが全く持って無頓着なのでしょうか?
個人それぞれの持つ感覚や会社・経営者の持つ思想にもよりますが、自社に対してマイナスイメージをもたれても仕方のない記事等が掲載されている事に気が付いていないのだと思います。
普段Webの閲覧時に、サーチエンジンを利用する過程でキーワード検索され、企業のビジネスブログ等を拝見することがありますが、最近見た企業サイト・ブログの中で、首を傾げるような内容のものがいくつかありました。
【ケース1】 ゴルフコンペ
社内でのゴルフコンペでしょうか?その様子を撮影した写真と記事の掲載。若い社員の方が多い会社のようですが、写真を見ると・・・・若い男性社員が大股開きでゴルフクラブを肩に担ぎ、まるで「昔のヤンキー」か「暴走族」のポーズ。
このような様子を見て果たして「この会社に就職しよう!」なんて思う変わり者は少ないはずです。正直、仕事をお願いしたいとも思いません。
【ケース2】 飲み会風景
社員同士の打ち上げ?タダの飲み会?記事の内容から判断がつきませんでしたが、掲載写真には、顔を赤く染めた女性社員やおちゃらけた男性社員の姿、記事内容には「酔っ払った●●部長です(笑)」などなど。正直目を覆ってしまいたくなるような記事。
それを見て喜んでるのは内輪や関係者だけではないでしょうか?どんなに会社案内に素晴らしいスローガンや、文言が書いてあったとしても、全ては、この記事が現実をあらわしているようにしかとれません。
【ケース3】 社長ブログ
大手企業や有名社長のブログ等が多く存在し、アピールの場として、また社長のキャラクター等を公に情報として発信するのは時にはプラスのイメージにも繋がると思います。しかしながらネタが行き詰ってきているのでしょうか?
「今日のお昼は●●●を食べました!」「美味しかった」「おすすめです」・・・・・?
果たして発信するべき情報でしょうか? 正直 「ああそうですか。。。」 としか感想がありません。
例えば…話題の行列の出来るお店「●●●」へ行ってきました! 外観は「ホニャラララ」な感じで、味は「ホニョホニョ」、客層は「OL層が中心」、ビジネスモデルとして・・・・
と マーケティングっぽい内容や自社の事業との対比、又は異業種でも参考に出来る部分などの記事なら、少なくとも共有する情報として役に立つ部分があるかと思います。
しかしながら「おいしかったです」「おすすめです」では・・・。 疑ってしまいますよね?(何を?)
まぁ、経営者なのですからなんでも自由ですけど、社長ブログの場合、自由な発言をしすぎて何かをキッケケに「炎上」でもされたら困りますけど・・・・芸能人のブログとはわけが違うのですから発言には・・・・
だからなんなの?載せちゃ悪い訳?
いいえ!何を載せようと自由です。全く持ってかまいません。
マイナスイメージを持つかどうかは個人差がありますし、そういった自由な風貌や様子をアピールする為にブログをたちあげたのならそれもアリでしょう?
ただし、大事なことは、その投稿記事を読んだ閲覧者がどのように判断するかなのだと思います。
企業・会社のブログとして「イメージダウン?」、「自由に載せすぎた?」、「意味の無い内容かも?」と少しでも思うのなら、冷静になって記事内容や、投稿者の権限等を考え直すべきではないかと思います。
社内にて情報共有するためであれば「イントラブログ」の設置や「サイボウズ」などを利用すればよいですし、「末端社員の思想確認」や「スタッフ間のモチベーション維持」「円滑なコミュケーション維持」などなら専用の「SNS」を立ち上げればよい訳です。
何もわざわざ、「ゴルフコンペ」だの「飲み会」だの、3流の「グルメ評論」だのなんて会社の看板を背負ったブログで外に公表・公開する必要は無いわけです。
自由な記事を書いて「コメント」や「トラックバック」等の反応を楽しみたいのであれば、個人としてパーソナルブログを立ち上げたり、コミュニケーションサイト・SNS等を利用すればよいわけです。
「企業・会社」としてのブログ。
冷静に考えれば「載せるべき内容か?」「発信するべき情報か?」判断がつくはずですよね?
たとえ共有、又は有用でない情報にしても、会社・企業をアピールするはずのビジネスブログ。閲覧者の受取り方は様々です。内容次第では良くも悪くも解釈する事が出来ます。バーチャルの世界であってもビジネス上ではリアルに影響が出てきます。それを認識できるか出来ないかの差は非常に大きいのではないでしょうか?
そろそろ中小企業もWebのあり方や価値に対して真剣に的確な判断をするべき時が来ているのではないかと思います。適切な判断が「出来る」「出来ない」以前の差もありますけど・・・
ちなみに・・・。
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