ブログで明かされるIE 7の新機能
8 月 2nd, 2005 | by em |Webページはたいてい印刷することを考えたデザインになっておらず、紙幅を超えてしまったり、わずか2行の著作権表示が2ページ目にはみ出してしまうといったことがよくある、とIE開発者はブログの中で述べている。IE 7ではWebを正しく印刷するため、ユーザーの手にさらなるコントロールを持たせることを目指しているという。
–ITmedia エンタープライズ記事より
開発側が様々な問題に取り掛かっているのは良い動きだとは思う。しかしながらまだまだ、理想の部分と曖昧な統一性のない開発方向は自分達制作者からすると現実的ではないような気がする。
過去に制作してきた案件の中で、WEBページを印刷にする事にあたり頭を痛めた事が数回ある。ページ幅はもちろんの事、ページをまたぐ改ページ位置や、ブラウザーによっての印刷の違いなど様々。
特にIEに関してはCSSでの指定の違いによって、ページの背景が印刷されない場合やレイアウトが崩れる現象が多々みられ、印刷表示の為だけにCSSを書き換える作業も度々見られた。
閲覧するユーザーからすると、WEBブラウザ画面=(イコール)印刷画面と考えるのがあたり前なのかも知れない。しかしなら今現状そうも上手くはいかない部分が多いのも事実。特に閲覧ユーザー寄り思考のクライアントは自社サイトを印刷してビジュアル面でのみで考える方が多い。アナログ思考寄りでなのか、WEBページ=カタログのような考えなのであろうと思う。実際にWEBページを印刷するにあたり方法は様々あるが、レクチャーした所で受け入れる方は少ないであろうし、印刷をデフォルトの設定のままで正常?に印刷出来ないのは何故なんだ?と考える方の気持ちも多少は理解できる。
当初私自身この問題に対し「WEBページは印刷物では無い!」と言う懸念をもって接していた。力説して宥めた事も数回はあったかと思う。だがしかし、現場側(運営のクライアント側)からすると様々な言い分?があるようで、「画面と全く同じように印刷して人に見せたい」「WEBページを印刷してカタログ、営業ツールとして使用したい」など、印刷した物を多様したいとの事なのである。
営業ツールとして使用したいのであれば、PCを持ち歩いて営業すれば良いし、カタログとして使用したいのであれば、予めカタログそのものを用意すれば良いのでは?もしくは情報として必要な部分のみをPDF化したり、閲覧者が必要とする情報を印刷して利用可能にしたいのであれば、印刷用のCSSを設けメニュー部分や余計な背景などを省いた形を用いた方が、余計なインクも必要とせず本当に必要な情報のみを印刷できるのでは?と様々な考えを持っていた。ましてやWEBページを印刷した物をカタログとして使用するなんて「すごくスマートではない(格好が悪い)じゃないか!」と言う考えがあった。(個々に予算面などの問題もあるのであろうが?)
個人的には今現在も上記の一部の考えは変わってはいないが、シンプルに物事を考えれば
【見えているもの】=【同じ形態での印刷状態】
【WEBページ】=【印刷しても同じ状態】
と考える方が当然と言えば当然なのかも知れないと、自分の中で変化してきた。
今では予め印刷部分も含めて話を進めるようにはしているが、特に要望が無い限りはなるべくデフォルトの状態(もちろんユーザーの大多数を占めるIEを中心とした)で、画面表示されたものと同じように印刷できるよう心がけている。
IE7の登場で便利になるのか?余計な機能を付けてくれたのか?は公開されてみないと実際には分からないが、折角ウェブ標準化だのアクセシビリティだのと良い動きが活発化してきたのに、結局、根本的なブラウザー側の対応はまだまだのような気がする。ブラウザー戦争の名残はまだまだ消えることは無いのであろうか?そもそも制作者側が苦労する問題ではないはず。各社画面表示部分や印刷部分の機能はすべて統一し、その他の面で競いあって頂きたいものです。WEBページを閲覧する事が本来の目的なはずですから・・・
本当はすべてのハードにFirefoxがプリインストールされればよいんですが・・・そんなことはありえないでしょう?薦めてもでシフトする方は少ないですし、Firefox自体もすべてが完璧と言うわけでも無いし。